紀州材の省エネ注文住宅 完成の様子
外壁を覆っていたシートが外されました!白州そとん壁を採用した美しい外壁です!
味わいのある「かき落とし」仕上げです。
内部の造り付け家具もどんどん出来上がって来ております!
こちら1階と2階の階の吹き抜けの周囲を囲うように造作された収納棚です。
こちらクローゼット造作中の様子です。ハンガーパイプの高さや位置を、お客様の用途に合わせ、オリジナル仕様です。
1階に設置される掘りごたつです。木の風合いが素敵ですね。
建具も入ってきました。K様邸の建具は桐で出来たものを採用しています。
造作した家具は天然の木材なので、そのままでは板が反ったりしてしまいます。それを防ぐ為のオイル塗装仕上げがされたところです。少し深い色合いになり味わいが増しました。
完成間近です!
断熱材が入り、上からボードが張られた2階。完成の形が見えてきました!
こちら1階。吹き抜け天井が開放的になりそうで、既にワクワクします。
前回、ご紹介した断熱&防湿ボード「バウビオ」が張れらた壁です。バウビオは外壁に面した壁面の下地に採用しました。
こちら屋根。冬の時期に屋根から雪が落ちるのを防ぐ為の「雪止め」が設置されました。
K様邸の新築工事、断熱工事も随分進んできました。
この、白い布団のようなものが断熱材。高性能でエコでもある羊毛断熱材「ウールブレス」を採用。 >>ウールブレスについて詳しくは、こちら
ウールブレスを入れた上から、断熱材を覆う可変透湿シートで覆われます。こちら、デュポン社製の「ザバーン」というシートで、通常の防湿シート同様、省エネ性能を向上させるとともに、独自の可変透湿機能により、耐久性の向上に貢献し、断熱材の性能を十分に引き出してくれる効果があります。 >>ザバーンについて詳しくは、こちら
壁、天井が断熱材で覆われました。 外気の寒さや熱さをしっかり遮断してくれます。
更に、その上から「バウビオ」というボードをを張ります。
このバウビオ、「ゾノトライト」という成分で出来た、壁や天井の下地材で、 熱を伝えにくくする性能と、優れた調湿性、消臭性を併せ持っています。 断熱+調湿の効果で、室内をとっても快適に保ってくれる建物になります。 >>バウビオについて詳しくは、こちら
窓はもちろん、断熱性&遮音性の高いペアガラスです。ガラスはLow-E仕様。赤外線をカットする効果があり、夏の強力な日差しを遮ってくれます。 >>Low-Eガラスについて詳しくは、こちら
コーナーの「火打ち梁」。木造軸組み工法で必要な部分です。内装の下に隠してしまうことも多いのですが、K様邸ではこの「火打ち梁」を見せる仕上げにします。
こちら外部。屋根の軒に、金属仕上げの化粧板が張られ、シャープな印象に仕上がりました。
年末年始を挟んで、K様邸の新築工事が再開となりました。 こちらは年末に設置していた松飾りです。 建設現場では、げんを担ぐ意味で、年末年始を挟む場合は このように松飾りをする事が多いのです。
構造は既に出来上がり、窓や出入り口となる設備(お勝手口や玄関)も全て取り付けられました。写真では電気屋さんが配線の設備を整えているところです。
こちら対面のキッチンになります。まだキッチン本体の設備は入っていませんが、イメージができるようになってきました。
階段が出来てきました。徳島杉の三層パネル「Jパネル」を使用。壁に斜めの板が入っているのですが、こちら階段に沿って設置する手摺のための下地です。
外壁工事の様子です。K様邸では、火山灰シラスの「そとん壁」仕上げの外壁となりますが、出来るまでにはいくつかの工程を経る必要があります。
K様邸の外壁は「通気工法」を利用しています。通常の塗り壁の外壁仕上げでは、通気をするのは困難ですが、「エアパッセージシート」という特殊なシートを張り、防湿しながらも通気ができるようにいたします。 >>エアパッセージシートについて詳しくは、こちら
エアパッセージシートの上から施工するのは、「ラス網」という、網状の材です。これは上から塗り壁を施工した際、塗装材が落ちないようにするためのものです。開口部になる換気口のまわりには、しっかりと防水処置を施していますよ。
そして、まずは下地のそとん壁が塗られました。凹凸の無いフラットな仕上がり。プロの左官職人さんの腕の良さが光りますね。
下地が乾いて来ました。そとん壁は二度塗りが基本ですので、この後、更にもうひと塗りする予定です。明るい外壁が出来上がりますよ。
吹き抜けになる天井もすっかり出来てきました。上棟の時に入れた幣串が見えますね。幣串はお守りのような意味もありますので、このまま外すことはありません。断熱材を入れ、内装材で覆うと見えなくなります。
家の構造が出来あがった所で、JIO(日本住宅保証検査機構)による「躯体検査」が入ります。
躯体検査とは、決められた建築基準に沿って施工がされているかを、公正中立な第三者の目によって検査する事を言います。
十分な耐力壁があるか、決められた金物が決められた数量で入っているか、細かくチェックします。
もちろん、施工責任者の塩谷も同席し、細部の説明を行いながら、検査していただきます。
外部もしっかりチェック。
写真も細部まで撮影しながら、長時間の検査となりました。JIOさん、ありがとうございました。
工事はどんどん進んでいます。完成のイメージに近づいてきた屋内で、塩谷(理枝)と職人さんが打ち合わせ中です。
窓サッシも設置されました。断熱性の高いLow-Eガラスの入ったサッシを全室に採用です。
2階のもトイレや洗面を設置しますので、給配水管が上まで通されました。
1階床のこちらの凹みは、リビングに設置予定の掘りごたつとなりますよ。
設置された窓を外から見たところ。防犯の為の格子も設置されております。
屋根工事の下地の様子です。この黒いシートは「イーストルーフ通気メタル」という素材です。
この「イーストルーフ通気メタル」は、屋根の下地との間に通気のための隙間を作ってくれる素材で、しかも高い防音性、防水性を持っています。通気するので熱が篭らず、しっかり遮熱。カビも防ぎます。 更に、防音性にも優れるので雨音も気にならないという大変優秀な新素材なんです。
端に設置されているのは「アウトイン」というイーストルーフ通気メタル専用の副資材です。ここから空気がイーストルーフに入ってゆくのです。
屋根が葺かれました。K様邸では軽量で長持ちするガルバリウム鋼板を採用です。 下地に「イーストルーフ通気メタル」を用いた通気工法の屋根は、夏でもしっかり遮熱しますよ。
軒部分も立派に出来上がってきました。この上も、ガルバリウムで塞ぐ予定です。
2階の様子。構造がすっかり出来上がってきました。
こちら1階の床ですが、土台の下、基礎の上に銀色のシートに覆われた「パーフェクトバリア」が設置されています。こちら、ペットボトルから再生された高性能の断熱材で、床下から冷気が上がってくるのを防いでくれます。
給配水管もすっかり整えられました!こちらは、お風呂の下になる箇所ですね。
そして1階も、床の下地が施工され始めています。1階は給排水管の工事の関係で、床を塞ぐのは2階より後になります。
こちら「幣串」です。幣串とは、家内安全、無災害を祈念するもので、上棟後は、このように屋根裏に納めます。
上棟の後に、建物には、埃や音を防ぐ現場シートが掛けられ、作業がどんどん進みます。
内部の構造が出来上がってきています。真ん中の穴は、1階から吹き抜けになる箇所です。
日本の木造軸組工法の住宅造りにおいて必需品の耐震金物。地震が起こり建物に負荷がかかった際に、構造がゆるんでしまうのを防ぎます。
立派な「軒」が出来てきました!かっこいいです!
こちらは、2階ルーフバルコニーの下地工事の様子です。この銀色のシートは、遮熱材の「ラミパックSD」と呼ばれる超薄型高断熱材。ルーフバルコニーは1階の真上になりますが、このシートの効果で、真夏の暑い時期もしっかり遮熱してくれます。
給配水管の工事も入ってきました。ヘッダーと呼ばれる、集中配管のシステムの部材を取り付けしているところです。
外部の下地も出来てきて、完成の形がわかるようになってきました。
いよいよ、新築工事のハイライト「上棟」です!
使用するのはもちろん、紀州の山で育った国産材!すべて4寸角の山長商店さんの材です。
土台も4寸角で桧材です。
1階の柱や梁の骨組みが出来上がってゆきます。
構造計算により接合金物も準備されています。
こちら、2階の床になる部分。しっかりとした床です。
二階の骨組みです。
屋根になる箇所です。登り梁と呼ばれる工法です。
家の形が見えてきました!
まずは家の土台から。湿気に強い「ヒノキ」を使用します。
「土台」と記載されていますね!こちら、紀州の「山長商店」さんの材を使用しています。紀州産の60年生の桧材です。
立派な土台が出来上がってゆきます!
地盤が良い状態になったら、早速基礎工事が始まります。まずは、捨てコンクリートが打設されます。
鉄筋を等間隔に配筋します。スラブの厚さは150mm、D13の鉄筋を200mmピッチで配筋します。
地中梁と呼ばれるしっかりとした基礎を設けます。
鉄筋の上からコンクリートが流し込まれます。ポンプを使い、耐圧盤を作成します。
平らに慣らします。
基礎が完成しました。
新築で、土地の上に建物を建てる前には必ず、地盤を良い状態にしておかなければなりません。地盤調査に基づいて改良します。
一見わかりませんでしたが、掘り起こして確認してみると。地中にこのようなガラが多く埋まっていました。このままでは新築をすることはできませんので、全て撤去しする必要がありました。
地盤改良工事の真っ最中です。
丸く見えるのが改良を施した場所です。
地盤改良の後は「遣り方」を行います。遣り方とは、工事を行うにあたり、杭や貫(ぬき)を使ってこれから建つ建物の位置を表示することを言います。
この「遣り方」は新築の初期段階の大切な作業です。ここでズレが生じたら後々が大変ですから、正確に当たりを取らなければなりません。塩谷がチェックしています。
10月の秋晴れの日、神主さんをお呼びして、新築工事前の地鎮祭が執り行われました。
お祓いとお清めの意味がある「切麻(きりぬさ)」。
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